まいどっ! 埼玉県草加市アメ車/シボレー専門店アイトーンカーズのかじかじ。です。
今までは、アメブロで更新していましたブログをここでも書いていきますのでよろしくお願いいたします。 アイトーンカーズブログ(アメブロ)も是非ご覧ください。
VINコード ( シリアルナンバー ) とは
さて、「今更聞けないアメ車の基本」 VIN(ヴィン)コードとはなんぞや?
アメ車を所有したならば、自分の愛車のVINコードを見ていただきたい。
VINコードとは、日本車だと 車両識別番号や車体番号。(海外向け日本車もVINコードが付きます)
海外では、 Vehicle Identification Number(ビークル アイデンティフィケーション ナンバー)を略して 「 VIN 」ナンバーと言います。「 シリアルナンバー 」とも言いますね。
1954年にアメリカが採用したのが最初みたいです。
シリアルとVINは一緒の意味で使いますが、米国で取引するときはVINを使いますね。
1981年以降のGM-シボレー車ならば、17桁の英数字が「VIN(シリアルナンバー)」となります。
ちなみに、1960年から1964年までの VINコード(シリアルナンバー)は、12桁。
1965年から1980年までの VINコード(シリアルナンバー)は、13桁となります。
VINコード ( シリアルナンバー ) 場所
車両のVINコード(シリアルナンバー)表示場所は、↓の写真をご覧ください。
※写真の車種とVINコードは異なります。/下六桁は変更しています。(実際ここも数字表示です)
外からフロントガラスを見て左ハンドルの運転席側(車両向かって右側)の下に17桁の英数字が見えると思います。
または、ドアを開けた部分/ドア側側面かボディ側に四角いステッカーが貼ってあり「VIN:」と記載されています。(剝がされている場合あり)
車検証にもVINコード ( シリアルナンバー ) が記載されている場合や車体番号がVINコードって事もあり。
車検証の備考欄(左下)に 赤枠の VINコード ( シリアル番号 ) と記載されている場合もあります。
車両によっては、車体番号が VINコード ( シリアルナンバー ) になっている事もあります。
コンピューターテスター/テック2(GM専用診断機)でも確認できます。
GM専用テック2診断機でもVINコードは確認できます。
稀に、車体側のVINコードとテック2で表示されたVINコードが異なる時がありますが、これは何らかの原因でコンピューターを交換しリプログラムをせずに取り付けてしまった場合ですね。
まぁ、あまり無い前例ですけど これが分かれば車両の状態状況が判断できると思います。
で、車検証があるのに VINコード ( シリアルナンバー ) って必要?
ここまで VINコード の場所や確認方法を説明しましたが、これっていつ使うの?って思いますよね。
日本車は、車検証を見れば車両の情報が分かるのですが、輸入車でもあるアメ車は日本の車検証にはほとんど車両情報を確実に判断できません。
一番あるパターンは、アメ車を購入した時に 車検証の初年度登録年月日が「平成〇〇年 」だから「西暦20〇〇年モデル」の車両だと思っていたら、実は「19〇〇年」だった。
みたいな実際のモデル年式の勘違い。
これは、輸入車あるあるで 輸入されて初めて登録した日が車検証の初年度年月日になるので、車両によってはモデル年式より1年遅れていたり、1968年の車両が初年度は「令和3年」だったり普通にあります。 正規輸入車両でもモデル年式と初年度の違いはありますよ。
たった1年だけモデル年式の認識違いであっても、部品が違う場合もありますからここは確実にモデル年式をVINコードで確認しますね。
モデル年式は、VINコード ( シリアルナンバー ) の左から10桁目
↑の写真は、GMが正式にVINコードの説明しているものです。
1990年のVINコード ( シリアルナンバー ) を例にしていますが、
1Gから始まる方から10番目がモデル年式で、
10番目のアルファベットの「L 」が1990年を表します。
1980年が「A」から始まり、「I」「O」「Q」「U」「Z」は使わず2000年で「Y」となります。
2010年からまたAから始まるので、まず間違えることは無いと思いますが1980年代や1990年代の表記になっているので注意が必要です。
アイトーンカーズのお問合せで、
「買ったばかりで年式分からないんですけど、10番目のシリアルナンバー「L」のカマロでパーツ探して下さい。」
なんて電話が来たら、うちだと間違いなく1990年モデルのカマロで見積もり出しちゃいますねw
今回は、VINコード ( シリアルナンバー ) とは その①/アメ車 – シボレー の基本 を書かせて頂きました。 まだVINコードの詳しい説明が足りていないので、また書きたいと思います。
この記事を書いた人
アイトーンカーズ 代表 カジサトシ
1986年のシボレーカマロIrocZを若頃に所有してからアメ車の虜となりましたw
1980年代から1990年代のアメ車が得意で、特にシボレーファン一途でございます。
巷で流行っているダッジにちょっとだけ嫉妬。
シボレーOHVエンジンは扱いやすくて永く乗れるから良いと思うんだけどね。